会社の海外赴任で日本へ:会社がやってくれない「個人の初期設定」

更新: 2026-08-22

結論から

在留カード・区役所・銀行・SIMが並ぶ個人の初期設定チェックリストを指さし、着任したばかりの人の隣に座るミヤ
ミヤです。ビザと机は会社が用意してくれます。私生活の手続きはあなた次第。だからこのリストは短くまとめました。

会社の赴任サポートが面倒を見てくれるのは大きい部分だけです。ビザ、住まい、たぶん会社の端末や会社用の電話。あなたの私生活まではカバーしません。在留カードのこと、区役所の登録、自分名義の銀行口座、個人の電話番号を、人事が一つずつ案内してくれることはありません。

これは「あなたにしかできないこと」を絞った実務リストです。最初の2週間で順番どおり片付ければ、その後の日本生活がぐっと楽になります。

在留カードがすべての起点

在留カードは到着時に空港で受け取るか、その後まもなく郵送で届きます。常に携帯してください。他のすべての手続きで求められる唯一の書類で、携帯は法律上の義務でもあります。

氏名と在留資格がパスポートと完全に一致しているか確認します。会社の引っ越し代行が書類を記入した場合でも、自分の目で見てください。ここの入力ミスは、後の銀行口座や携帯契約のミスにそのまま連鎖します。

両面の写真をスマホに残しておくと便利ですが、窓口が実際に受け付けるのは現物のカードです。

14日以内に区役所へ

住所に引っ越してから14日以内に、地元の区役所・市役所へ行きます。在留カードと、会社から渡された賃貸契約書や住所書類を持参してください。カードの裏面に新しい住所が記載されます。

その場で、会社の社会保険に入っていなければ国民健康保険の手続きをし、郵送で届くマイナンバーについても確認します。マイナンバーは銀行や税金で必要になります。

窓口にいるうちに住民票を発行してもらいましょう。後の手続きでたびたび求められ、もう一度足を運ぶのは午後をまるごと無駄にします。

自分名義の銀行口座を開く

給与は会社が用意した口座に振り込まれるかもしれませんが、それとは別に、完全に自分で管理できる個人口座がほしいところです。在留カード、住民票、そして個人の電話番号を持参してください。銀行は確認の連絡をその番号に送ります。

多くの窓口は在住6か月以上の証明を求めますが、ネット中心の銀行やゆうちょ銀行は着任直後の人に比較的柔軟です。外国人在住者に慣れた支店を、引っ越し担当に聞いておきましょう。

支店で求められれば印鑑(ハンコ)を登録します。ただし署名で受け付ける例も増えています。

会社の電話では足りない理由

会社支給の端末は雇用主に紐づいています。転職したり、帰国したり、あるいは個人的な何かを申し込みたいだけでも、その番号は契約と一緒に消え、サポートの窓口はあなたではなく会社を通します。

上に挙げた個人の手続きは、ほぼすべてが電話番号を求めます。銀行の本人確認、区役所の連絡先欄、宅配、公共料金、そして実際に使うあらゆるアプリの二段階認証コード。

だから個人の日本の番号は「あれば便利」ではなく、初期設定の中心と考えてください。口座も、宅配も、日常のアプリも、あなたのものにする最後のピースです。

自分の番号と通信を手に入れる

個人回線を持つのに、何か月も住んでいる必要はありません。在留カードだけでオンライン申し込みができ、楽天モバイルなら店舗に行かずウェブで全部完結します。

eSIMと対応端末を選べば、たいてい同日、多くの場合15分ほどで使い始められます。最初の週末には、もうデータと、本人確認に使える本物の日本の番号が手元にあります。

規約や最新のプラン内容は変わるので、申し込む前に公式の楽天モバイルのページで自分に当てはまる条件を確認してください。番号が使えるようになったら、銀行やアプリの手続きに戻って仕上げましょう。