日本で家族を亡くしたとき:死亡届・手続き・相続の基本

更新: 2026-09-10

まず結論

GetConnectedJapanのガイド・ミヤが、明るい日常の場面で穏やかに寄り添っている様子。
つらいときにお疲れさまです。あわてず、一歩ずつ一緒に進めていきましょうね。

日本で身近な人が亡くなったとき、実務はまず市区町村役場への死亡届の提出から始まります。医師の死亡診断書と、火葬に必要な火葬許可証もあわせて必要です。葬儀のあとには、口座の解約、年金・保険の届け出、相続の整理など、長い書類の道のりが続きます。相続には日本独自のルールと期限があるので、専門家に頼るのが賢明です。どうか焦らずに。すべてを一度にやろうとしなくて大丈夫です。

最初の一歩:死亡届の提出

人が亡くなると、医師が死亡診断書(兼・死亡届)を発行します。この二つは通常一枚の用紙になっています。ご遺族など届け出のできる方が、亡くなった場所・故人の住所地・届出人の本籍地などの市区町村役場に、おおむね一週間以内に提出します。病院で亡くなった場合は、医師の記入した部分を渡されますので、届出人の欄を記入して窓口へ持参します。

原本を提出する前に、コピーを何枚か取っておきましょう。銀行、保険会社、年金事務所など、あちこちで繰り返し死亡の証明を求められるため、コピーを用意しておくと何度も足を運ばずにすみます。葬儀社はこうした場面に慣れていて、提出の流れを案内してくれることも多いので、遠慮なく頼ってください。

火葬許可証と、一般的な葬儀の流れ

死亡届を出すと、市区町村役場から火葬許可証が交付されます。日本では火葬がほぼ一般的で、火葬にはこの許可証が必要です。火葬後には火葬場が押印して返してくれ、これが証明になります。お墓やその後の手続きの記録にもなるので、大切に保管してください。

多くの家庭では葬儀社に依頼し、通夜、告別式(葬儀)、火葬の予約などを取りまとめてもらいます。しきたりは地域・宗派・家庭によってさまざまで、唯一の「正しいやり方」があるわけではありません。何をすればよいか迷ったら、葬儀社や、必要に応じてお寺・教会・地域の方々が、選択肢をやさしく案内してくれます。

年金・保険・住民記録の届け出

葬儀が一段落すると、いくつもの公的な届け出が続きます。故人が年金を受け取っていた、または納めていた場合は、支給を止め、遺族に関する手続きを確認するために年金の届け出が必要です。健康保険(国民健康保険や勤務先の保険)や介護保険も届け出が必要で、保険証は返却します。どれが該当し、いつまでに行うかは、市区町村役場が正確に教えてくれます。

住民票は死亡届によって自動的に更新されますが、マイナンバーカード、住民税に関すること、各種の自治体給付など、関連する項目はそれぞれ対応が必要な場合があります。窓口へ行くときは本人確認書類と、可能なら死亡診断書のコピーを持参しましょう。多くの手続きを一つの窓口でまとめて扱ってもらえたり、正しい窓口を案内してもらえたりします。

口座・公共料金・契約の解約と名義変更

故人名義の銀行口座は、銀行が死亡を知った時点で通常は凍結されます。残高を相続財産として適切に扱うためです。各銀行に必要書類を確認してください。多くは死亡の証明と、相続人を示す書類などが求められます。凍結された口座からは簡単に引き出せないので、あとで慌てないよう、早めに知っておくと安心です。

日常のサービスも更新が必要です。電気、ガス、水道、携帯電話、インターネット、各種のサブスクや会員契約など。解約するものもあれば、遺族の名義へ引き継ぐものもあります。連絡先を探すために最近の請求書や利用明細を集め、リストを一つずつ着実に片づけていきましょう。電話は多いですが、一件ずつはどれもそう難しくありません。

相続には独自のルールと期限が――専門家に頼りましょう

日本の相続には独自の法律の枠組みがあり、相続人の範囲や、一定の選択・申告の期限が定められています。相続を承認するか放棄するかといった判断や、税に関する申告などは期限があり、いつまでも先延ばしにはできません。ルールはご家族の状況によって変わり、外国籍の方の場合は別の国の法律が関わることもあるため、この記事のような一般的な説明では大枠を示すことしかできません。

こうした場面こそ専門家の出番です。弁護士は争いや法的権利について助言し、司法書士は不動産などの登記を担当し、税理士は相続税の申告に対応します。多くが初回相談を用意しており、自治体や弁護士会が低額または無料の相談を設けていることもあります。早めに適切な専門家に相談すれば、期限の見落としや大きなストレスを防げます。

すべてに向き合う間、連絡が取れる状態を保つ

正直なところ、死別のあとの数週間は、電話とアポイントメントのマラソンです。市区町村役場、銀行、保険会社、葬儀社、そして一人以上の専門家――しかも、悲しみの中でこなすことになります。使える日本の電話番号と安定したモバイルデータは、そんな摩擦をそっと減らしてくれます。相手から連絡が取れ、こちらは予約を確認したりどの書類がどこへ行くのか調べたりでき、日本の番号を前提とするオンライン申請や本人確認もすんなり進みます。

まだ自分の回線を持っていないなら、eSIMがいちばん負担の少ない始め方です。在留カードが手元にあれば、注文から開通まですべてオンラインで、15分ほど――お店に行く必要もなく――その日のうちに使えるようになります。小さなことが一つ片づく分、今いちばん大切なところに力を注げますよ。