災害が起きる前に、日本の避難所とハザードマップを確認しておこう

更新: 2026-09-11

まず結論から

GetConnectedJapanのガイド、ミヤが、明るく片づいた家で、テーブルに置かれた水のボトルと懐中電灯の入った小さな非常持ち出し袋のそばに落ち着いて立っている。
こんにちは、ミヤです。今日いちばん落ち着いてできることは、どこへ逃げてどこで家族と会うかを知っておくこと、それだけです。

こんにちは、ミヤです。何かが起きる前に、来日したばかりの方に必ずやってほしい地味な作業があります。それは、非常時に自分がどこへ行くかを調べ、同居している人と「どこで会うか」を決めておくことです。ほんの半日で終わりますし、怖い「わからない」を「計画」に変えられます。日本で確認すべき場所は二つ。滞在できる指定避難所(hinanjo)と、まず逃げ込む安全なオープンスペースである避難場所(hinan basho)です。どちらもお住まいの市区町村があなたの住所ごとに公表していて、その地元の情報こそが常に信頼すべき出どころです。

指定避難所と避難場所:役割の違う二つの場所

名前が似ているので、必要になる前に違いをはっきりさせておく価値があります。避難場所(hinan basho)は、公園や広場、河川敷などの開けた安全な空間で、火災・水害・落下の危険からすぐに離れるために向かう場所です。その瞬間の安全を確保する場所であって、暮らす場所ではありません。

指定避難所(hinanjo)は、多くは地域の学校や公民館などの建物で、自宅に戻れないときに一定期間とどまれる場所です。どちらか一方の役割の場所も多く、災害の種類によっては両方を兼ねる場所もあります。あなたの地区を受け持つ場所は市区町村が定めているので、いちばん近い大きな建物が正解だと思い込まず、必ずその一覧を確認してください。

自分の避難先を探すには

まずはお住まいの自治体から始めましょう。市区町村名と「ハザードマップ」や「避難所」といった言葉を一緒に検索すると、住所から施設を調べられる公式ポータルにたどり着けることが多いです。多くの地域は国のハザードマップポータルにも連携していますし、最寄りの施設を地図上に表示してくれる避難所検索のツールもあります。

次に、画面から顔を上げて周りを見てみましょう。公園や学校、街角には、最寄りの安全な場所や避難所へ矢印で示す避難標識(ピクトグラム)がよくあります。明るいうちに一度そのルートを歩いておくと道に慣れますし、一本の道がふさがったときのために別ルートも二つほど覚えておくと安心です。ここまでできれば、いちばん大事な部分は完了です。

ハザードマップを読む

ハザードマップは、あなたの住所ごとにどんなリスクがあるかを示すもので、場所によって内容は違います。隣の建物が別のゾーンにあることさえあります。近くの川があふれたときの浸水の深さを示す洪水のレイヤー、注意区域として示された斜面やがけの土砂災害のレイヤー、そして沿岸部や地盤の弱い場所では地震・津波のレイヤーを見てください。それぞれで自分の住所を読み取れば、その場にとどまるか早めに逃げるかの判断材料が大きく見えてきます。

分かりにくいときは一人で解釈しようとしないでください。色や用語は同じポータルで説明されていますし、区役所などの窓口でも一緒に読み解いてくれます。目的は数字を覚えることではなく、自分の住所が何にさらされていて、どちらに安全があるのかを、平易な言葉で知っておくことです。

家族の計画:どこで会い、どう安否を伝えるか

何かが起きたとき離れていたら、家族がどこに集まるかを今のうちに決めて、その場所へ行けない場合に備えた第二候補も選んでおきましょう。どの避難場所へ向かうか、そこまでどう行くかもざっくり話し合っておきます。紙に書いて各自のかばんに入れておくのは古くさく感じるかもしれませんが、画面が使えないときに役立ちます。

災害の直後は電話がつながりにくくなることが多いので、それも見込んでおきましょう。日本には災害用伝言サービスがあり、音声で使う「171」やウェブ上の「web171」で、通常の通話がつながらないときに短い安否メッセージを残したり読んだりできます。いざというとき初めてにならないよう、家族で一度練習しておくと安心です。最新の使い方は、やはり自治体やサービス側で確認してください。

スマホが計画を「動ける行動」に変える

ここまでの話には一本の糸が通っています。ハザードマップも、避難所検索のツールも、避難情報の通知も、アプリやスマホを通して届くということです。避難情報が届いたら、地図を開いてルートを確かめ、家族に連絡したくなります。それができるのは、その瞬間に頼れる日本の電話番号とモバイルデータがあってこそです。

だから、つながる準備をしておくことも防災の一部です。楽天モバイルなら在留カードでオンライン申し込みができ、お使いのスマホがeSIMに対応していれば、待たずに15分ほどで当日中に使い始められることが多いです。申し込み前に最新の条件を公式ページで確認してください。今週のうちに避難所とハザードマップの下調べを済ませ、スマホを整えておけば、その計画は本当に「動ける行動」になります。