日本への引っ越しで荷物を送る:船便・航空便と税関の基本
更新: 2026-09-16
まず結論から

こんにちは、ミヤです。日本での新生活が落ち着くようにお手伝いしています。このガイドは、引っ越しの「モノ」の面、つまり服や本、キッチン用品、思い出の品を、前の家から日本の新しい住まいへ届ける方法についてです。あくまで全体像の案内で、税関の手続きについての助言ではありません。ルールは変わることがあるので、最終的には税関の案内に従ってください。
要点をまとめると、持っていく物は思っているより少なめでOK。日本で簡単に買える物がたくさんあるからです。送る量と、いつまでに必要かに合わせて、船便・航空便・国際郵便を選びましょう。別に届く荷物は、到着時に税関の申告書で別送品として申告すること。荷造りの前に持ち込みが制限される物を確認し、住所が決まってから届くようにタイミングを合わせることも大切です。
持っていく物と、日本で買う物を決める
箱のことを考える前に、持ち物を三つに分けてみるのがおすすめです。代わりが見つけにくい物、二度買いたくない物、そして日本で買ったほうが安くて手軽な物です。思い出の品、専門的な道具、見つけにくいサイズの服や靴、お気に入りの本などは、たいてい最初の二つに入ります。日用品の多くはそうではありません。
スペースも判断材料のひとつです。日本の住まいは思っていたより狭いことが多く、キッチンはコンパクトで階段も細いため、大きな家具は入りにくいことがあります。家電も要注意で、電圧やプラグが母国と違う場合があります。これについては海外の電化製品を使うためのガイドを別に用意しています。到着後に地元で中古品を買うと、うまくいったという新しく来た方も多いです。
船便・航空便・郵便:送り方の選び方
船便は一般に、家財一式やたくさんの箱など、量が多いときの選択肢です。重さのわりに費用を抑えやすい一方で時間がかかり、荷造りから配達まで数週間以上かかることも多く、港での手続きも増えます。航空便はずっと早く、すぐに使う少なめの荷物に向いていますが、同じ重さなら通常は費用が高くなります。
箱が数個なら国際郵便も便利で、自分より先にいくつか送っておく人も多いです。サイズや重さの上限、航空便で送れる物のルールは国ごとに異なるので、荷造りの前に現地の郵便サービスで確認してください。どの方法でも、箱ごとに中身の簡単なリストを作っておきましょう。税関で必要になることが多いからです。
到着時に別送品を申告する
自分とは別に送り、あとから日本に届く荷物は「別送品」と呼ばれます。大事な手続きは空港で行います。到着したときに、税関の申告書(携帯品・別送品申告書)で、別に送った荷物があることを申告します。こうして申告しておくと、一般に、身の回りの品が普通の輸入品ではなく、引っ越しに伴う持ち物として通関しやすくなります。
事前に確認しておきたい点もあります。申告は通常、あとからではなく到着時に行う必要があり、荷物は一般に到着後の決められた期間内に日本に届く必要があります。確認印を受けた申告書の控えを保管することや、箱に別送品であることを表示するよう求められる場合もあります。最新の手続きは税関のウェブサイトで説明されていますし、わからなければ空港の税関職員に相談できます。
持ち込みが制限される物、確認が必要な物
日本には持ち込めない物もあれば、許可や検査が必要な物、数量が限られる物もあります。武器や違法薬物はわかりやすい例ですが、身近な物で驚くこともあります。一部の食品や肉製品、植物、土は検疫の対象になり、医薬品や化粧品の中には個人で使う分として決まった量までしか認められないものもあります。
送り方ごとのルールもあり、特に電池、スプレー缶、液体などは航空機で運べない場合があります。常用している薬がある方は、日本に薬を持ち込むための別のガイドで詳しく説明しています。箱が止められてから知るのではなく、荷造りの前に税関のウェブサイトや検疫機関の案内を確認するのがいちばん安心です。
住所が決まるころに届くよう調整する
荷物は、つい早く送りすぎてしまいがちです。最初の数週間は仮住まいのこともあり、大きな荷物を受け取れなかったり、長く預かってもらえなかったりする場所もあります。すぐに必要な物だけを自分で持っていき、残りは賃貸契約が始まって住所が決まってから届くように手配する人が多いです。
時間のかかる船便は、この点ではむしろ好都合で、部屋に落ち着いたころに届くことがよくあります。郵便や航空便の場合は、母国の家族に預けたり保管サービスを使ったりして、あとから送ることもできます。ただし別送品として扱われる期間には気をつけて、荷物がきちんと対象になるよう、最新のルールを税関で確認してください。
荷物が届く前に:日本の電話番号
荷物が日本に届くと、配達員や、場合によっては税関から、内容の確認や不在時の再配達の日程調整のために、たいてい電話やSMSで連絡が来ます。不在票からの再配達やオンラインの再配達依頼でも、日本の電話番号を求められることが多いのです。ですから、荷物が届く前にデータつきの日本の電話番号を用意しておくと、最後のひと手間がずっと楽になります。用意はとても簡単で、在留カードを受け取ったらオンラインで申し込み、簡単なeKYCで本人確認、eSIM対応の端末なら同じ日に、多くは15分ほどでつながります。
対象条件や手順は私たちの設定ガイドをご覧いただき、申し込む前にページで今の条件を確認してくださいね。よく考えて荷造りし、到着時に別送品を申告して、電話番号を準備しておけば、荷物はちゃんと新しい住まいにたどり着きます。私がそばでお手伝いします。

